今、ベトナムに来ています。
明日には帰りますが、暑い中でも
そこで生活する人のすがすがしい表情や
暑さを紛らわせてくれる風で気持ちがなごみます。
日本を離れてみると色々考えることができます。
今、社内で大阪市の生活保護の実態が明らかになったニュースを
もとに、意見が飛び交っています。
20人に1人が生活保護を受けていて、
その資金を目当てに詐欺まがいのビジネスが横行しているとのこと。
こうしたニュースは外国人参政権の論議に飛び火すると思います。
私が思うのは生活保護を単なる資金援助にしてしまっているから
こうした問題が起こるのだ、ということです。
もっと、自立を求めるシステム全体を生活保護、として組み立て直して取組むべきではないかと思います。
多くの受給者の抱える問題は本質的には目先のお金がないことではなく、そうしたスパイラルから抜け出せないことです。
今は、このスパイラルから抜け出す仕組みが提供されていない。
一定期間は、生活を立て直す目的で何らかの共同生活コミュニティに入って、そこで内職を行いながら、仕事を通じて成長し、対価を得て、それで生活するという経験を通じなければ抜本的な解決につながらないということです。
スウェーデンでは日本とは別のニュアンスで生活保護が使われていて、生活保護の受給は就労条件とセットになっています。
職業安定所は政府資金援助により、
若者を含めた一般成人たちの失業者を救うために、
職業教育に力を入れるようになり、仮に若者がこの教育を断ったら生活保護もストップされるそうです。
こうしたシステムを取り入れるためには
真に国民に自立を求めるメッセージを発信できる強いリーダーが必要ですが、今の政治にそれが期待できません。
一方、アメリカでは1月27日の一般教書演説でオバマは次のような檄を飛ばしました。
「・・・中国の経済革新は待ったなしだ。ドイツもインドも待っていない。これらの国は立ち止まっていない。これらの国は2位の座を目指していない。彼らは数学や 科学に重きを置いている。インフラを再構築している。クリーンエネルギーに真剣な投資をしている。なぜならそれが生み出す雇用がほしいからだ。
私も米国が2位になることを認めない。どれだけ難しくても、どれだけ不愉快でけんか腰になっても、成長を妨げている問題を修復するときだ。」
この演説を読むと、アメリカの危機意識と実行レベルは
数段先にあると感じます。
本当に国を思って未来を考える人がリーダーになるには
どのような仕組みが必要なのでしょう。
スウェーデンやアメリカのように
そうしたシステムを内在できていないことが、
今の日本の最大の課題のように思います。
本当に危機に立たされないと変えられない状況に
さしかかってきました。
危機にさしかかる前に変化を起こすためには
これまでとはまったく違うリーダーを迎える必要があると思います。
アメリカにはそれが出来た。本当に見習うべきだと感じます。
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